ぶどう品種

ワインの味わいは、「ブドウ品種」と「テロワール」の相互作用に大きく左右されます。ブドウ品種はワインの「骨格」や「アロマ」を決定づけ、テロワールは「ニュアンス」や「質感」に影響します。
つまり、同じ品種でも産地が異なればまったく違う味わいになり、同じ産地でも品種が異なれば、土壌や気候の特性が異なる形で表現されることになります。
カベルネ・ソーヴィニョンは世界で最も有名な赤ワイン用ブドウ品種で、力強いタンニンと黒系果実の風味が特徴です。フランス・ボルドーのメドック地区を代表産地とし、オーク樽熟成でカシスや杉、タバコなど複雑な香りを生みます。温暖なカリフォルニアやチリでは、より熟した果実味と柔らかいタンニンのスタイルに。熟成ポテンシャルが高く、ブレンドでも単一品種でも優れたワインを生むことから、赤ワイン品種の象徴的存在とされています。

市場参考価格は国内オンラインショップのうち品質に気を配っていると思われるショップ約20店舗の毎月月初の最高値を表示しています。

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